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デジタルラジオが正念場を向かえてる?
地上波テレビのデジタル化(地デジ)が注目される中、ラジオの世界でもデジタル化が進行中で、現在、動画も写真も楽しめる高音質の「デジタルラジオ」の試験放送が行われています。
ただ、本放送の周波数が決まっていないことなどから、受信機メーカーは二の足を踏んでいる状態で、試験放送の受信機が本放送では使えなくなる恐れもあり、関係者は気をもんでいるとのことです。
●デジタルラジオ推進協会(DRP)はメリットを強調するするが・・・
「CD並みの音質、動画や写真の表示に加え、はがきやファクスに頼らずリスナーから情報を得る双方向性もある」と、デジタルラジオを推進する放送局やメーカーなどで構成するデジタルラジオ推進協会(DRP)はメリットを強調するも、試験放送を聴くには、受信可能地域で、対応する受信機を使う必要があり、今のところauの携帯電話の一部と、パソコンに接続するタイプしか販売されていません。
それは、受信機の開発にメーカーの腰が重いためのようです。
●試験放送の周波数を、将来的には放送に割り当てない。
こうしたなか、総務省情報通信審議会は今年6月、試験放送の周波数を、将来的には放送に割り当てないことを答申。
“本番”では周波数が変わり、試験放送対応のラジオは、そのままでは本放送で使えないことになりました。
それに、慌てたDRPはメーカーなどに、本放送も受信できるようソフトのアップグレードなど対応を求めているとのことです。
●「ハイブリッドラジオ」を提案する声も・・・
一方、DRPとは異なる方法を提唱する声もあり、FMラジオ局「J−WAVE」は「決してDRPのやり方に反対ではない」と前置きした上で、米国から世界に普及しつつある「ハイブリッドラジオ」を提案。
※ハイブリッド放送
FMのアナログ放送とデジタル放送の周波数を同じにし、リスナーの受信機次第でどちらでも自在に聴くことができる方法。
米国ではすでに、日本のメーカーがハイブリッド放送のデジタルラジオを販売している。
●「動画もあり、テレビとの境目が曖昧」なデジタルラジオの今後は・・・
デジタルラジオは、放送局の負担も大きく、ニッポン放送は「手間暇がかかるため、作り方を考えないと放送局はパンクする。ラジオは音楽やトークが重要で、動画はアクセントで時々見てもらう程度になるのでは」との見方を示しています。
デジタルラジオ本放送を含め、VHFの周波数の割り当てが固まるのは、来年5月ごろの見通しとのこと。
デジタルラジオが足踏みしている間に、インターネットでダウンロードして聴く「ポッドキャスティング」などが普及しつつあるなか、これからが正念場といえそうですね。
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