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日本テレビ、ワンセグ関連の新技術2つを発表
日本テレビは11日、ワンセグ放送に関連した新技術2つを発表しました。
1つは現在最大10番組配信されているワンセグのEPG情報を1週間分送信可能にする技術。もう1つはワンセグのデータ放送を使ってVODコンテンツの視聴権利情報を送信するものです。
●ワンセグのEPGを1週間分送信
現在放送されているワンセグ放送では、放送と同時にEPG情報も放送されていますが、その情報量がARIB(社団法人電波産業会)の規定により、10番組分に限られています。そのため、地上デジタル放送(フルセグ)のように、1週間分の番組表などを表示することはできません。
なお、ワンセグ対応携帯電話などでは、EPGアプリを使い、通信経由でEPG情報を取得しています。
日本テレビが11日に発表した技術は、ACCESSと共同研究しているもので、ワンセグ用の空き帯域を利用して、1週間分のEPGデータを対応端末へ送信するというものです。
この技術を利用することで、ワンセグで現在のサイマル放送とは異なる独自放送を開始した場合でも、視聴者が手軽にEPGが取得でき、先の番組の録画予約などができるようになるとのこと。
また、カーナビやポータブルプレーヤーなど、通信機能を持たないワンセグ対応機器でもEPGが表示でき、将来的には番組と連動したクーポンデータの送信など、様々なサービス展開に繋げられるといいます。
ただし、現在のワンセグ対応携帯電話で同EPGデータをそのまま受け取ることはできず、「対応モデルの開発やファームウェアアップデートなどが必要になる見込み」(ACCESS)ともいっていますが・・・。
●携帯電話を鍵として活用するVODサービス
日本テレビがフェイス、NTTスマートコネクトと共同で実施しているのは、ワンセグと連動し、携帯電話とPCで、特典コンテンツが視聴できるシステムですが、披露する共同公開実験とは「その番組を観た人だけが再生できる特典映像」を実現できるというものです。
具体的には視聴者がワンセグ放送を携帯電話(おサイフケータイ対応)で視聴すると、特典として用意されたVODコンテンツの視聴権利情報が携帯電話に自動的に保存され、視聴者はその情報を使って認証を行ない、通信を経由して、VODコンテンツを携帯電話でストリーミング視聴できます。
さらに、その携帯電話をPCに接続したFeliCaポートにかざすことで、視聴権利情報をPC向けのVODサービスでも使用することができます。
例えば、前述の携帯向け特典コンテンツの、ハイビジョン画質版を、携帯電話をかざすことでPCで再生可能になる。
なお、今回の実験では、日本テレビは、ワンセグ用コンテンツや特典映像、データ放送技術を、フェイスは、FeliCa利用の権利認証技術「NFRM」を使ったコンテンツ再生技術を、NTTスマートコネクトは携帯・パソコン向けの映像配信プラットフォームやストリーミング配信技術を提供するとのことです。
ちなみに、いずれも3月12日から東京・汐留の日本テレビタワーで開催される、業界向け技術展示会「デジテク2008」で披露されるそうですよ。
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